家庭用シェルターとは
家庭用シェルターは、自然災害や有事から家族の安全を守るための避難設備です。近年の地政学的リスクや災害の激甚化を背景に、個人での設置需要が急増しています。
シェルターの種類
1. 地下埋設型
庭に埋設する鋼製またはコンクリート製のシェルター。最も高い防護性能を持ち、核・生物・化学兵器にも対応可能です。設置費用は300-1,500万円程度。設置には庭のスペース(最低6畳分)と地盤調査が必要です。
2. 室内設置型
既存住宅の一室に設置する鋼製パネル型シェルター。地下工事が不要で比較的短期間で設置可能です。設置費用は100-500万円程度。マンションでも設置できるモデルがあります。
3. ユニット型(プレハブ型)
工場で製造した完成品を庭に設置するタイプ。地下型より防護性能は劣りますが、設置が容易で費用も50-200万円程度と比較的手頃です。台風や竜巻からの避難に適しています。
選び方のポイント
防護レベル
何から身を守りたいかで選択が変わります。核兵器対応なら地下埋設型、自然災害対応ならユニット型でも十分です。
収容人数
家族構成+αの人数で計画しましょう。一般的な4人家族なら6-8人収容タイプが推奨されます。
滞在可能時間
空気浄化装置の性能により、滞在可能時間が異なります。72時間対応が標準的ですが、2週間対応の高性能モデルもあります。
設置の流れ
一般的な設置手順は、(1)問い合わせ・現地調査、(2)プラン提案・見積もり、(3)契約・着工、(4)設置工事(1-4週間)、(5)引渡し・使用説明の5ステップです。地下埋設型で約1-2か月、室内設置型で約1-2週間が目安です。
補助金の活用
一部の自治体では、家庭用シェルター設置に対する補助金制度を設けています。自治体の防災課に確認することをお勧めします。
管理者
国土強靱化・防災ビジネスに特化した専門メディア「強靭化Bizナビ」の編集チーム。政策動向、市場分析、補助金情報、導入事例など、ビジネスパーソンの意思決定に役立つ情報を配信しています。